転職のかんづめ >> 弁護士 永野海の雇用・労働問題ズバリお答え!
永野 海(ながの かい)プロフィール
借金を含む債務問題、事業再生、相続、離婚、契約チェック、損害賠償、交通事故、消費者問題の事件はもちろんのこと、行政事件、知的財産事件、会社更生事件から医療過誤事件(患者側)まで、比較的専門性の高い分野も含めて幅広い分野の経験があります。
<職歴>
  • (財)しずおか産業創造機構登録専門家
  • 富士市産業支援センター登録弁護士
  • (財)日本クレジットカウンセリング協会嘱託弁護士
  • (社)個人版私的整理ガイドライン運営委員会登録専門家
  • 消費者問題委員会委員
  • 災害対策委員会委員

マイベストプロ静岡

QUESTION & ANSWER

Vol.21更新日:2017年3月14日

Q. 私は、就業中に怪我をしてしまったのですが、会社からは、うちは労災保険に加入していないから労災にはならないといわれてしまいました。会社が労災保険に加入していない以上、どうすることもできないのでしょうか。

A.
ご質問の件ですが、実は労災保険というのは、従業員が一人でもいる場合には、事業者の加入の意思を問わない強制加入制度です。そして、事業主(会社)が労災保険の届出手続をしなかったり、または保険料を納めていなかった場合でも、労災が発生した以上、労働者は保険給付を受けることができますので安心してください。また、会社が労災申請手続に協力してくれなくても、保険給付手続は、被災した労働者自身が行うものですので大丈夫です。あなた自身が労働基準監督署で保険給付の申請書を提出してください。会社が事業主証明をしてくれない場合でも、この証明は保険給付に必須なものではありません。労基署に会社が協力してくれないと相談しましょう。
なお、本件のような場合、会社は労災保険料を追徴されるだけでなく、故意・過失があれば保険給付費用も徴収されますで、事業主の皆さんは労災保険の届出と納付は絶対に怠らないようにしましょう。